歴代チャンピオン(JYYF:2015-2017)

2018年、記念すべき20回目を迎える、競技ヨーヨーの全国大会。今回特別企画といたしまして、前身団体である「UTYJ(United Teams of Yo-Yo Japan)」「JYCC (Japan Yo-Yo Contest Committee)」も含めた、過去19回の歴代日本チャンピオンについて、映像と共に振返ります。

※部門名は当時の名称で掲載

UTYJ:1999年~2002年
JYCC:2003年~2006年
JYYF:2007年~2010年
JYYF:2011年~2014年
JYYF:2015年~2017年

 


JYYF (一般社団法人日本ヨーヨー連盟)

2014年頃までは「ヨーヨーの競技会を、ヨーヨー業界外部の人に見られても恥ずかしくないものにする」を第一に、プログラム、ポスター、暗幕、掲示物の制作に注力し、立派なステージで選手が誇らしく輝ける場所を作りたいという思いでした。

そして、2015年頃、世界大会開催をきっかけに、業界外の人に見てもらう活動が増えていきました。ニコニコ生放送や、プレスリリース、パブリックエリアの設置や、ヨーヨー以外の協賛・協力に、ゲスト来場など、運営に上村も加わり、大会を運営するだけではなく、大会を見てもらう・知ってもらう活動に力が割けるようになりました。

2015年「2015ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト」

開催日:2015年5月2日-3日
場所:東京都千代田区「ベルサール秋葉原」
同年夏に、同じ会場で開催される国内過去最大規模「2015世界大会」に向け、運営サイドとしては、予行練習を兼ねたJNでした。1Fのパブリックスペースは入場無料で、過去最大の来場がありました。

http://jyyf.org/2015jn/

1A:松浦 豪選手

2A:山本 拓馬選手

3A:栗田 智也選手

4A:岩倉 玲選手

5A:石田 英雄選手

2016年「2016ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト」

開催日:2016年5月28日-29日
場所:大阪市北区「大阪市北区民センター」
久しぶりの大阪での開催。チームダンカンのZac Rubinoがスペシャルゲストとして来日。パフォーマンスを行いました。同年10月にはavex (avex sports)と新宿FACEにて国際イベント「THROWDOWN!」も開催しました。
http://www.jyyf.org/2016jn

1A:大塚 裕介選手

2A:山本 拓馬選手

3A:栗田 智也選手

4A:岩倉 玲選手

5A:松浦 豪選手

2017年「2017ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト」

開催日:2017年6月17日-18日
場所:東京都渋谷区文化総合センター大和田「さくらホール」
東京世界大会以降お世話になっている、多くの業界外企業の皆様が2017JNに協賛をしてくださり、競技ヨーヨーが「スポーツ」として認めていただけている事を実感できた1年でした。特別企画としてAXE様によるヘアタッチアップブースがあり、さらに、優勝者には賞品として、G-SHOCKの時計、XLARGE®のアパレル、KAPPAのシューズやAXE製品などが贈呈されました。
http://jyyf.org/2017jn/

1A:新谷 紫恩選手

2A:山本 拓馬選手

3A:栗田 智也選手

4A:安本 拓巳選手

5A:井上 卓磨選手

 

理事からご挨拶

今回、全国大会開催20回記念企画として、過去19回全ての大会をプレイバックしてみましたが、皆様いかがだったでしょうか。
競技や組織の歴史を振り返ることで、これまで大変多くの方々に支えていただき、こうして20回を迎えられたことを改めて感じ、理事一同、感謝の念に堪えません。
この場をお借りいたしまして、改めて厚く御礼申し上げます。

最後になりましたが、20回大会を迎えるにあたりまして、JYYF理事それぞれから一言ずつご挨拶をさせていただきます。

三居 弘典 代表理事 (1999年~)

20年前、自分がまだ高校3年生で、右も左も分からないまま多くの人からご支援をいただき始めた「JN(ヨーヨー全国大会)」。お陰様で、これだけ多くの人にご来場・ご参加いただける立派な大会になり、そして、この度めでたく20回を迎えることができました。大変なことも有ったかもしれませんが、振り返ってみて思い出すのは、お客さんの歓声や選手の輝く演技、悔し涙など、嬉しかったことや、感動したことばかりです。
これから次の20年の間に、競技ヨーヨーをオリンピック種目にできるぐらい、皆さんと楽しくヨーヨーをもり上げて行けたらうれしく思います。皆さん、本当にありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いします。

松浦 弘武 理事(着任:2010年)

2005年秋頃から運営に携わり始め、2010年から理事をさせて頂いています。20回に及ぶこれまでの全国大会に足を運んでくれた方々、支えてくれたスタッフ、協賛スポンサー様、参加してくれた選手の方々には心から感謝致します。
記憶に残るJNとしては、まず初めての大阪開催2008、大きな1枚物のステージバナーになった横浜2010、初めて劇場型ホールで開催し色々転機となった2012行徳、初めてのポスターに感動し世界に向けて動き出した2013名古屋、かつてない規模で開催した2015秋葉原、2017渋谷。
そして歴代チャンピオンを改めて観ながら、それ以上にその時の震えるような名勝負、その時のスタッフの顔や、ステージ暗幕を掲げた時の感動を克明に思い出します。やはり一つでも欠けると成り立たないんだと改めて思い、身の引き締まる思いです。
20回目の今大会も間違い無く素晴らしい大会になります!皆さんで盛り上げていきましょう!

黒澤 浩 理事 (着任:2010年)

JYYF設立以来8年間理事をやらせて頂いている黒澤浩です!
普段のヨーヨー活動や大会参加等、プレイヤーそして大会スタッフの皆さまにはいつもお世話になり、本当にありがとうございます。
2005WJの大会初参加から、全国各地のヨーヨー好き(ヨーヨーはあまりしないけど大会が好きという方も含め)の皆さまとも楽しく交流させて頂く機会が多くあり、本年まで大会を続けてこれた事は本当に嬉しく思っています。
ヨーヨー大会と他の競技大会との大きな違いはトッププレイヤーとの距離がすごく近い、ということだと私は思っています。
それは色んな競技のなかでもとても特異なことだと思いますし、同じ楽しみを分かち合えるからこそそういう土台があるのではと思っています。
昔からヨーヨープレイヤーはネット上での顔出しに抵抗がない方が多いです。
その事で、それを見たプレイヤーが親近感が湧きやすいというのも、このヨーヨー界の土壌としてあるのではと感じています。
さて今年も世界が注目するJNが開催されます。ネット中継も行われ、日本のみならず世界と繋がります。
生で観るヨーヨー大会の迫力・興奮は会場は一際格別です。
このJNへみなさんがご来場され、多くのプレイヤーと是非交流を持って頂ければと思います。

中塚 謙二 理事(着任:2014年)

日本ヨーヨー連盟の中塚です。いつも大会へのご参加ならびにご支援いただきありがとうございます!
理事に就任して数年が経ちましたが、この数年の間だけ見ても選手層の入れ替わりが激しく、活発な世代交代が起きていることを実感しています。
新しい世代が迷うことなくヨーヨーを楽しめるように、競技ヨーヨーの地盤作りは我々がしっかりと果たしていこうと思っています。
地盤は支えておきますので、そこは気にせずに新しいこと、面白いことを積み上げていってもらえれば大変嬉しいです。
これからも一緒にヨーヨーで楽しんでいきましょう!

上村 哲弘 理事(着任:2015年)

日本ヨーヨー連盟の上村です。いつもJYYFの活動にご理解・ご支援をいただき誠にありがとうございます。
着任前の2015年頃から、大変多くの業務に携わらせていただいておりますが、年々業界の規模も大きくなり、業界の外の方々にも認めていただける機会が急速に増えてきたことに、一業界関係者として、とても喜びを感じております。これもひとえに選手の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、ジャッジの皆さん、ショップやメーカーの皆さん、そして競技ヨーヨーのファンの皆さんの熱意と努力の賜物だと感じております。
個人的に「競技ヨーヨー」はまだまだ伸びしろのあるスポーツであり、コミュニケーションツールだと思っています。これから更なるステージへ進めるためにも、自分はまだまだ手を動かして頑張っていきますので、皆様はこれからもどんどんヨーヨーを楽しんでいただければと思います!