【インタビュー】竹内 尚也選手:2020CJフリースタイル競技5A部門優勝
皆さんこんにちは。JYYFの上村です。
「クラウドネイティブプレゼンツ2020ジャパンヨーヨーリーグ」のフリースタイル競技で優勝されたチャンピオンへのインタビュー企画。第4弾は2月に愛知で行われた中部地区大会フリースタイル競技5A(カウンターウエイト)部門の優勝者、竹内 尚也(タケウチ ナオヤ)選手です!
三居理事(以下三居):お名前、ご年齢、もしお差し支えなければご職業をお願いします。
竹内選手(以下竹内):竹内尚也(タケウチナオヤ)、32歳です。会社員で、製造業です。
三居:ご出身は?
竹内:出身は北海道なんですが、現在は千葉県在住です。
三居:千葉に住まれてどれくらいですか?
竹内:10年ぐらいです。
三居:ヨーヨー歴は?
竹内:2007年からなので、13年?ですね
三居:学生時代の部活とか、ヨーヨー以外の趣味とかもしありましたら教えて下さい。
竹内:学生時代は空手とか水泳をやっていました。趣味は今は体を動かすこと、例えばランニングとかですかね。
三居:雨の日とか、インドアな趣味ってありますか?
竹内:ソシャゲとかですかね…。
三居:ヨーヨーをはじめたキッカケは?
竹内:最初はハイパーヨーヨー、バンダイの97年のものがキッカケで、ブームとともに終わって、2007年ぐらいの時にインターネットでヨーヨーを検索したのがキッカケです。
三居:検索した時に何を見たんですか?
竹内:その時はJNの2004年か2005年の鈴木裕之選手の演技を見ました。
普段の練習や気をつけていること
三居:普段参加してる練習会は?
竹内:千葉県の津田沼ヨーヨー練習会の主催をしています。
三居:いつ頃からですか?
竹内:2012年ぐらいからなのでだいたい8年やってます。
三居:普段の練習量はどれくらいですか?
竹内:大会じゃない時、あまり触らない日は5分とか…。休みの日にガッツリやってるので、平均すると1時間ぐらい。
三居:大会前は?
竹内:大会前は必ず1時間やるようにしていて、休みの日は津田沼練習会で8時間とか練習してます。
三居:平日とかはどうされてますか?
竹内:部屋の中でやる日もありますし、外が明るかったら近くの公園です。
三居:プレイスタイルが比較的スペースを使う5A(カウンターウエイト)で、ダイナミックな技もあると思いますが、お部屋でできますか?
竹内:できない技もあるので、出来るものは家の中、できないものは外へ行きます。なので通し練習は難しいですね。
三居:練習の時の工夫はありますか?
竹内:大会前だと、本番で用意するヨーヨーを全部まんべんなく使うようにしています。あとは、曲を流して練習をする時に、選手コールが入っている音源を使って、大会と同じような状況になるように練習しています。
大会当日の過ごし方、今回の演技のみどころ
三居:大会当日の過ごし方ってどんな感じですか?
竹内:身体が冷えたら嫌なので、冷えない程度にヨーヨーを振ったり、ストレッチしたりしています。練習ではそこまで通したりはしないですね。
三居:世界大会とかでは審査員をされていることも多いですが、どのようにコンディションを調整されていますか?
竹内:そういう時は直前に1回通してあとは身体を冷やさないようにするぐらいです。10回とか20回通したりとかはないです。
三居:そして、改めて。中部地区大会、優勝おめでとうございます。優勝した今のお気持ちを教えて下さい。
竹内:やっぱり優勝を目標に練習していたので、優勝できて素直に嬉しいです。
三居:今日の決勝演技の見どころ、工夫したポイントを教えて下さい
竹内:かっこいい演技をする選手が多いと思ってるんですけど、楽しくやる選手ってそんないないのかなって。そんな中で自分の持ち味である楽しく演技できるっていうのを最大限に生かした演技が今日できたかなと思ってます。
三居:僕はいつもかっこいいなーて思って見てますよ(笑)
竹内:(笑)
今後の目標
三居:JNに向けて、意気込みをお聞かせください。
竹内:去年よりも完成度の高い演技を披露できるように練習を頑張ります。
三居:昨年4位でしたが、今年は…?
竹内:優勝を目指して…(笑)JNは過去最高3位なので…。
三居:JNに特別な思いとかってありますか?
竹内:アジア大会ではタイトルを獲得できたので。日本も獲りたいという気持ちはあります。
三居:「優勝したい」と言わせたい感が強くてすいません…(笑)
竹内:獲りたいという気持ちは間違いではないです(笑) あんまりこういうのを言葉に出して言うことがないので…。
三居:今後の目標を教えて下さい。
竹内:まずJN、そしてアジア大会、世界大会と、日本もそうだけど、世界大会もいい演技ができるように練習を頑張りたいと思います。
三居:いい演技という言葉で濁されますけど…(笑)
竹内:では「いい技」で!
三居:最終的な順位というよりは質にこだわってる感じですか?
竹内:そうですね、まずはいい演技をするっていうのが目標。順位はそれからついてくるかなと思います。あんまりこう、優勝したい!っていう意気込みじゃなくて、どっちかというと、落とさない!とかワインダーしない!とか、そっちのほうが強いです。
三居:審査員もされているので、各審査項目に則って演技されている印象が強いんですが、意識されていますか?
竹内:予選とか準決勝とかは、決勝のステージに上るためにルールに則ってしっかり緻密な構成を作って、決勝はどっちかっていうと自分のやりたいこと、例えばプロペラ系のトリックとかをミスらないでやりたいっていうのが強いですね。
三居:なるほど…。わかりました。本日はありがとうございました。
竹内:ありがとうございました!
竹内選手の演技動画
5A部門予選
5A部門決勝
過去の記事はこちら
第1回:2020WJ@4A部門優勝 打田 裕基選手
第2回:2020WJ@1A部門優勝 寺田 将大選手
第3回:2020WJ@2A部門優勝 今井 新選手