2017年公式大会各競技の紹介

今年度から、部門が2つ増え、どの部門に参加したらよいのか分からない、もしくはどれにでようか迷っているという方も多くいると思います。そんな方々のために、簡単に各部門の解説をしたいと思います。ぜひ大会参加の参考にしてください!

フリースタイル競技

音楽に合わせて規定の時間内に自由にヨーヨーをプレイし、実施したトリックの難易度や演技のパフォーマンス性などで順位を決める部門で、近代の競技ヨーヨーで主流となっている競技です。

フリースタイル競技 A部門

  

世界タイトル、全国タイトルなどを目指している選手はこちらの部門に参加することになります。
1Aから5Aまでスタイル別に5部門あります。それぞれに、地区・全国・世界チャンピオンがあります。
課題曲1分の予選フリースタイルのあと、上位の選手が自由曲3分の決勝フリースタイルを行います。
3分のフリースタイルをするためには、3分を演技しきるだけのトリック数と、集中力、そして成功率が必要になります。
若手ルーキーから、ヨーヨー歴20年のベテラン選手まで、幅広い選手が、ナンバーワンの座をかけて真剣にフリースタイルに挑みます。

フリースタイル競技 B部門

全スタイル混合で、自由曲1分のフリースタイルで競います。
3分のフリースタイルを用意するのは難しい。ステージで演技してみたい。フリースタイルに挑戦してみたい。という人に最適です。
小学生から、保護者世代、アクティブシニアまで、幅広い方の出場をおまちしています。
自分ができることを1分ステージで披露するだけです。腕試し、度胸試しにどうぞ。

規定トリック競技

予め決められたトリックを順番にプレイし、そのトリックの成否で順位を決める部門です。
トリックの成功、失敗がわかりやすく、競技ヨーヨーの形式として古くから親しまれている部門です。

規定トリック競技 アドバンスド部門

お題のトリックを順番に演技して、成否を競う部門です。検定のベーシックトリックSet4と各スタイルのLv1の60個からトリックが出題されます。全てのスタイルをまんべんなくできる総合力が試されます。A部門の選手も参加できるので、ほかのスタイルにおける自分の実力確認にもちょうどよいレベルです。

規定トリック競技 ベーシック部門

始めたばかりの人も、ヨーヨーをライトに楽しむ人たちにも最適の部門です。検定のベーシックトリックSet1-3から25個のトリックが対象になります。スリーパー、フォワード・パスから、ブレインツイスター、トラピーズ、インサイド・ループ程度までが課題の範囲です。失敗したところで終了なので自分の出来るところまできちんと決める正確さ、集中力がポイントです。当日受付で、参加も無料ですので、だれでも気軽に参加できます。ただ、すでにA部門に参加している上級選手は参加できませんので、ご注意ください。

チームフリースタイル

唯一複数人で参加できる部門で、音楽に合わせて2分の演技を行います。ヨーヨークラブや練習会のメンバーと一緒に楽しく参加もいいですし、A部門のライバル同士が組んで、かっこいいチームフリースタイルをするのもありです。基本、2人以上でヨーヨーを2分披露できれば、ほかに難しいことはありません。是非、みんなでワイワイ楽しく参加してください。

もちろん、世界レベルの演技を見るのも楽しい競技会ですが、せっかく来た大会です。是非、参加することで、観戦を超える楽しみを感じていっていただければ幸いです。