2022JN DAY1レポート
皆さんこんにちは。JYYFの上村です。
2022年6月4-5日に開催した全国大会「2022JN」は3年ぶりの有観客開催となりました。(感染拡大防止にご協力いただきありがとうございました!)
この2~3年、コロナ禍のおうち時間で再びヨーヨーを手に取っていただいた方も多く、今回のJNでは初めて大会の会場に足を運んでいただいた方も多かったと思います。
これまで各選手の競技映像については、YOUTUBEやニコ生を通じて積極的に配信してまいりましたが、本年は、会場の様子や大会全体の流れや現場の雰囲気などもお伝えできればと思い、ヨーヨーニュースサイト「VADE(ベーダ)」さんにお願いし、大会のレポートを書いていただきました!本レポートを通じて大会の様子などを知っていただき、大会へ起こしいただくきっかけになれば幸いです…!
それでは、VADEさん、よろしくお願いします!
はじめまして。ヨーヨーニュースサイトの「VADE」といいます。
この度JYYFさんから「Japan National Yo-Yo Contest」の取材依頼をいただき、ゲスト記事を書かせていただくことになりました。
この記事では、大会の様子をDAY1・2に分けてお届けします。最近ヨーヨーを始められた方には、少しでも大会の面白さが伝わるとうれしいです。そして大会に行ってみたい方、選手として参加したい方も是非参考にしていただければと思います。
「Japan National Yo-Yo Contest」とは?
Japan National Yo-Yo Contest(以下JN)とは、一般社団法人日本ヨーヨー連盟が運営する、競技ヨーヨー日本一を決める大会です。1999年より毎年開催され、今回で24回目の開催となります。各A部門の優勝者には、来年日本で開催予定となっている世界大会へのシード権が与えられます。
DAY1
DAY1は、フリースタイル競技各A部門のワイルドカード~準決勝、Over40部門、WOMAN部門、規定トリック部門が開催されます。
※各競技詳細についてはこちら
会場に到着
桜木町駅から10分ほど歩くと、JNの会場「横浜市教育会館」が見えてきました。
早速受付を済ませ、会場内に入場したいと思います。今年はコロナ対策の関係で事前チケット購入者のみ入場可能(全席指定)となっていました。
来場者には大会プログラムのほか、入場パスの代わりとなるシリコンバンド、そして協賛企業であるジャパンフリトレー様より「Cheetos」※、GYYM様よりステッカー&新規登録クーポンコードなど、様々なプレゼントが配布されていました。(選手の皆さんには2022JN限定デザインのYOYOFACTORY「ループ720」もプレゼントされていました)
※地区大会で配布されていた「Doritos」が大人気で、JN時期にかなり品薄になってしまっていた為、今回は急遽「Cheetos」の配布になったそうです
検温と消毒を行い、受付を済ませたらメインホールの4Fに向かいます。
4Fメインホール
会場内に入ると大きなステージが!このステージでフリースタイル、規定コンテストなどが行われます。今年は久しぶりの有観客での開催ということもあり、開会式前の時間から各地から参加されるプレイヤーと大会を見届ける多くの観戦者が来場されていました。今まで動画で見ていた選手やSNSで交流があった方とリアルで会える貴重な時間ですね。
また会場にはDAY2のニコ生にゲスト出演する「中村名人」が来場していました。
実は今回だけではなく、ヨーヨーイベントに参加していることが多いということでしたので、ハイパーヨーヨー世代の皆様はお会いできるチャンスですよ!
物販コーナー
JNに来るときに是非注目していただきたいのが、物販コーナーです。大会限定ヨーヨーや先行販売だけではなく、大会中のみの限定価格で販売されている商品などもあります。
今年はヨーヨーストアリワインド、Japan Technology、JYYFの3社の物販コーナーがありました。
ヨーヨーストアリワインド
Japan Technology
JYYF
JYYFブースでは、大会を応援する個人スポンサー制度「コンテストサポーター」の受付も行われていました。
選手練習エリア
今回特別に大会参加選手のみ入場可能な練習エリアの見学をさせていただきました。準決勝に向けて、最終調整をされている選手の気迫が伝わります。
ここでは本番前の調整だけではなく、久しぶりに会う選手同士の交流など、ステージのあるメインホールとはまた違う雰囲気のある空間になっていました。
開会式
競技ヨーヨー日本一をかけた大会2022JNが開会しました。
DAY1のMCは、数々の公式大会にてMCを務める大東さん、国際大会「44CLASH」のMCでおなじみDeeさん、国民的RPGゲームでの初心者大使や数々のイベントでMCを務めているタレントの高野光平さんの3名です。
感染対策などの諸注意を挟んだ後、すぐに競技が始まるのかなと思いましたが、突如結果発表が始まりました。実は開会式が開始される前に、JNのみで開催されるA部門の最後の準決勝進出枠を争う「ワイルドカード」が行われていました。地区大会で行われる60秒間の予選とは異なり、30秒というとても短い時間で競われるため、参加者の多い部門ではノーミスでも果たして通過できるかわからない、非常に狭き門となっています。
※1A部門のワイルドカードの様子
ワイルドカードの各部門の勝者が発表され、ここからフリースタイル競技各A部門の準決勝が開始となります。
FS-A部門準決勝
いよいよ準決勝がスタートしました。準決勝は1分30秒のフリースタイルで争われます。各部門上位数名がDAY2で行われる決勝へ進出することができます。ステージでは、スピードコンボやハイリスクなトリック、オリジナルトリックなど、各選手の個性が光る演技が次々に披露され、白熱した準決勝に観覧席は大盛り上がりでした!
フリースタイル競技以外の各部門
フリースタイル競技A部門が終わり、ここからはOVER40フリースタイル、WOMENフリースタイル、規定トリック競技アドバンスド部門が行われます。
OVER40-FS、WOMEN-FSについては「ヨーヨーは年齢問わず楽しめる」というメッセージが込められており、毎年JNのDAY1に開催されています。
Over40部門
Over40部門は、その名の通り40歳以上の選手のみが参加できる部門になります。第1期のハイパーヨーヨーのコア世代より少し上の世代の方々や、元々お子さんがヨーヨーをされていて、一緒にヨーヨーを楽しんできたご家族の方など、様々なきっかけでヨーヨーを楽しまれている選手の方々が参加されており、A部門とは一味違った魅力があります。競技は2分間の自由演技で、スタイル混合で競われます。
WOMENフリースタイル
WOMENフリースタイルは、女性のみが参加できる部門になります。こちらも2分間の自由演技・スタイル混合で行われます。。今年は出場を辞退された選手がいらっしゃった為参加人数が少なかったですが、全員がツーハンドル―ピングでの参戦。高難易度のトリックが披露され、会場が声援に包まれていました。
規定トリック競技アドバンスド部門
こちらはフリースタイルではなく、「ヨーヨー検定」の6級から3級のトリックから自身でトリック選択し挑戦。成功したトリックの点数が加点され、獲得した点数をもとに優勝が争われる部門になります。この部門は1トリックにつき1回のみの挑戦でき、トリックを失敗してしまうと加点は無く、次のトリックに進みます。ヨーヨーも1種類ではなく、各スタイルに合わせたものをそれぞれ使用するため、トリックの選択や、ヨーヨーのチョイスなどがカギとなります。また、トリックの成否がわかりやすい為、観客もフリースタイル競技とは異なる楽しみ方ができます。
スポンサーステージ、プレゼント抽選会
全部門が終了し、ここからは大会各スポンサーによるスポンサーステージがはじまりました。
DAY1ではJapan Technology、C3yoyodesignが登場。メンバーの登壇やJN物販で発売されている新ヨーヨーの情報などが発表されていました。
スポンサーステージの後には来場者のお楽しみ、プレゼント抽選会が行われました。
抽選会ではFS-1Aに出場しているトクブチ選手が自身のシグネチャーモデルを引き当て、再抽選→サインを入れて進呈という素敵なハプニングがありました。
表彰・準決勝結果発表
DAY1で繰り広げられた各部門表彰とA部門決勝進出枠の発表です。
まずはエキシビジョン各競技の表彰式が行われました。
規定トリック競技では、同点の選手が出たため、優勝者決定戦として表彰式の前に1トリックのサドンデスに突入するという展開がありました。
そして、DAY2の決勝戦に進出する各A部門の通過者が発表されました。
以上でDAY1の全プログラムが終了。DAY2で繰り広げられるであろう演技の数々を楽しみにしつつ、帰路につきました。
DAY1を終えて
参加者はもちろん、運営の皆さんも久しぶりの有観客での全国大会開催を非常に楽しまれている印象がありました。感染症対策にも配慮しつつ、それぞれが交流を楽しんでいて、少しずつではありますが、以前の光景が戻ってきたように思えました。
以上、ヨーヨーニュースサイト「Vade」による、2022JN@DAY1のレポートでした。
DAY2のレポートも近日公開予定です。